1 唐沢山 Back
写真(JPEG) (佐野駅から車で20分)
標高約240メートルの自然と歴史の宝庫、それが唐沢山です。「むかで退治」の伝説でもその名を知られている藤原秀郷の子孫の佐野氏が築城し、今も当時のままの城垣を残し、関東7名城のひとつになっています。
レストハウスから少し下った処に鏡岩があります。この岩は近隣の村々が写ったとも、西日が反射して敵の軍勢を防いだとも言われております。枡形の右手に、見張り台として使われた天狗岩があります。ここからの展望は佐野市街はかりでなく、広く関東平野を一望できます。赤松の大木が立ち並ぶ参道を登っていくと、いにしえの戦いを偲ばせる戦国時代の石垣が残っています。そして、山頂の本丸跡には藤原秀郷公を祀る唐沢山神社があります。
3 三毳山 Back
写真(JPEG)

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(佐野駅から車で20分)
山容が美しいことで有名な三毳山は万葉集の一句に詠われています。尾根づたいにはハイキングコースが作られ、休日にもなると多くのハイカーが訪れます。また、山頂付近にはハングライダーの飛行台や三毳神社があります。東面にはフラワーセンターがあり、四季を問わずたくさんの人々でにぎわいを見せています。現在この一帯に県南大規模公園を建設中です。
豊かな自然の中でも、特に万葉自然公園内の北斜面に広がるカタクリの群生は全国でも有数の規模を誇り、3月下旬から4月上旬にかけて百万本の可憐な紫色の花を咲かせる様はまさに絶景です。